2007年 06月 03日
演奏者は自分のやりたいことをやればいいと思う、あたりまえみたいだけど、そうかな?以前プレトニョフのベートーヴェンを聴いて凄いとか、カッコイイとか思いながら、でも本当にこれがプレトニョフのやりたいことなんだろうか?と感じた。「こんなふうに出来ちゃうよ」 と 「こうやりたい」 は違いすぎる。
ルイサダのコンチェルトも結構やりたい放題なんだけど、そんなふうに感じなかった。目立ったところで1楽章の266小節あたりの下降を省略してクレッシェンドしながらオケパートとユニゾンで終止したり、最後のカデンツァ前のオクターヴ上げトリラーでターンし主音に戻る。
悲しくても最後は笑顔で終わりましょうって感じ。人柄かな?
綺麗な音で感情豊か、二つのソナタも楽しかった
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by edyedy4
| 2007-06-03 08:03
| Musique